ルーム

ふとした時に喉から出る変な音

9

奇しくもそれはワタシのソウルナンバー 占いの類を信じるワタシは少なからずこれまでの人生でその数字に沢山の縁を感じずには居られなかった 例えば生年月日だったり ことある事に9を目にしたり... 2011311 全ての数字を+と9 "その日"から9年 皆は何を考え…

無題

あの頃は絶望していた風が吹かない日のただ吊るされているだけの鯉のぼりの様にもしくはもう二度とつく事がない路地裏のネオンの様に 人が行き交いすぎる東京の街のあちらこちらで心が溺れていた 泳ぎ方を忘れてただ流されるだけ流されて漸く這い上がった先…

怠惰風情

やめてやめないで生きて死んで さみしいくるしいむなしいうれしい ものの数分で消える後数センチの線香の香りを頼りに 白黒の世界線の上で踊るコンテンポラリーダンスには数億の価値が 騒々しい無音の部屋で体を転がして明日は自ずと顔を出すと信じている す…

ここまでは泳いできた

使い古した歯ブラシが三本 引き出しの中に散らばった爪楊枝 貯まった灰が静かに眠る灰皿 開けてない缶チューハイ 無理やりにでも出す洗剤 ディスクはまだかと待ってる電源をつけただけのDVDプレーヤー こいびとと別れた後に見る消せないLINEのアルバム 好き…

アンチノイズキャンセル

ザラザラする ザラザラしてる この前食べたラーメン 口の中がザラザラしてる 帰宅ラッシュの渋谷 空気がザラザラしてる 甘いドーナツ 口の中がザラザラしてる 友達と言い合いになってしまった帰り道 心がザラザラしてる 家電量販店の4Kテレビ 中で人がヌルヌ…

妖精

まどろみの中、君が起きたことに気づきつつ布団から抜け出せない いや抜け出さない 朝に昨日の片付けをしようと約束したから 片付けなんか面倒でしょうがない 寝たふりと本物の睡魔の間で反復横跳びをして時間を稼ぐ 睡魔から逃げ切ったところで薄目を開ける…

140億とちょっとの川より

涙なんてものはオプションであって、感情が大きく動いた時を分かりやすく可視化したものの1つだと考える そんなオプションもないよりあった方がいいわけで ふと顔を上げると涙がながれていた とても綺麗な涙だった 想いが募った時、激しく怒った時、後悔に苛…

交差点にて

ぼくらの知っている昔には色が無いけどきっと今より発色のいい世の中だったのだろうなきっと コンクリート車もカラフルにしなきゃやってらんないよね ただ待ってるのも暇だからただ空のチカチカを追いかけて待ってる 突如として現れる胸の高鳴り 久しぶりす…

バイブレーションに捧げる

自覚とは。 俯いてさ 今にも床につきそうな長い髪の毛なんてさ そこに置いていけよ。 窓越しに見えた猫に中指なんか立ててないでさ いくつもの光が集まった時刻を見上げてから腕時計なんか見ないでさ 濃いめのスープが映す天井もあっという間に白くしてやる …

換気扇

目を閉じた時に現れる絡まった自我 いつも空の水色に助けられてばかり 色とりどりの自分を着て口から煙を吐いて 臆することなく道を歩いて 立ち止まったら内側を覗いて 噛んで柔らかくした心に花添えて 何かじゃなく自分に目を向けて たまった灰は落として …

11時45分

解放感と寂しさと疲労と少しの緊張と暖められた外気が混ざりあって循環する車内 今までの日常が非日常になって数年経って たまに帰るから家族との別れが刻々と迫っていることも実感して心臓がキュッと萎んで ただ、明日からの自分にも友達はいたりするので。…

雨粒が僕らを祝福するかのように 意志を持って落ちてくる 透明な傘じゃどんなに広げたって 防ぎきれやしないから すれ違う人の声がサイレンのように響く 足を止めても足元はどうにも心許なくて 横浜から乗る各駅停車には渋谷でお別れ 少し大きめの歩幅でゆっ…

無題

鏡の中の自分は既に成功を手にしていた 数多の大勢 サムネイルは凍ったファスナーの大食い動画 ワクワクは包み込むことによって生まれる イルミネーションの醍醐味は沢山の黒 放課後の教室の隅の3ヶ月前の学級新聞

6番線の

北風にさらされて小刻みに踊る葉に感化されて足元をおぼつかせる夜 流される人たちは斜め下の自分とのにらめっこに忙しそう 窓の外では新しい終わりが始まったというのに 世界が無数にある今じゃ一つ消えたところで 昔は星空がふたつあったらしい それを良し…

無(理難)題

転がるように明日に赴くことはそんなに悪いことじゃない 理不尽が服着て歩くこの世界返品交換したいさせたい ミルクティー味の空気を作りながら○ボタンは押せないでしょ 今日は晴れのちことばの銃弾の雨でしょう。心の準備をお忘れなく。 好きな服を買っても…

光の粒たち

この時期の朝焼けはどうも寝坊助でそれを横目に走る影たち 冷めた手すりに眠気を託し我先にと駆け出すマスク ここぞとばかりに光の粒が2人の逸る気持ちを白く濁らす 黎明のビル、ビル、ビルに今日が点った所でおやすみ 人との別れが近づくと同時に自分自身と…

つゆだく

7月の雨はどうして意地が悪い おかげで目の前のタイルが平等に濡れている でも 雨は嫌いじゃない 心をぼかしてくれるから 不揃いな傘の羅列が今死んだ

すました顔のあの子がみる夢 いつも笑ってるあいつがみるゆめ 物思いに耽ってるあの人がみるユメ あちらこちらから聞こえてくる 世界の中心はいつも、自分 ゆっくり魚になった気分で山を登る 天才プログラマーになった気分で大冒険をする 太陽は今日を照らし…

AM.4:42

いま世界が回ってるのかはたまた回してるのか 地に足つけて欲と概念に踊らされてる明け方のダンサー達 全てを知った時からかけさせられてる色眼鏡が外れるのはきっと来世 生かされている 急かされてる それに気付けずに考えずにいる 既にそれは虜です。

深夜特急

煙草の火と同じ色の夕焼け 回る乾燥機に全ての想いを投げ込む 死なないように死ね 下手な見栄をはるのは今すぐやめよう 一生寝てたい? ほどほどがいいよ あ、ホームに夜が来た 明日行き深夜特急 次の駅で会いましょう

心の洗濯

ずっとシャワーだけだったから。 たまには湯船につかりたいよね。 もう、三年目の銭湯 いい感じにさばさばした番台のおばちゃん とんでもなく暑い湯船 風呂上がりのポカリ 脱衣所で観るバラエティ番組 身も心もホッコリ 夜風に火照った体を運んでもらって帰…

ピザ味のチキン

人が沢山いて、お金が沢山あって、時間もあると祭りはどうしても盛り上がる。 また物凄く眩しい光に照らされて消えてしまいそうになるのかと思ってたけど、今回は違った。 素直に物を見れるようになったのか はたまたその逆か。 なんにせよ疲れたな。 だいぶ…

ヴぃっくす

風邪は治ったんだけど、喉がとんでもないことになったよ。 話すことが出来なかったのでちょいちょいとスマホ談してて、声の大切さを物凄く感じた。 円滑にコミュニケーションをとれないもどかしさ。 たまにはゆっくりコミュニケーションするのも悪くはないか…

インフルエンザの予防接種でインフルエンザにかかります

小さい頃、よく熱を出して夜お母さんと一緒に寝てる時 規則的に並んだ天井の模様が動いて見えて怖くて泣いて。 寝てからも隣で寝ているお母さんがどこか遠くに行ってしまう悪夢を見て泣いて。 怖かったなぁ。 小さい頃見た悪夢を覚えてる人どのくらい居ます…

ネオンサイン

世界が眩しいなとここ毎日感じてる所です 飲む水の透明に溺れそう 好きな服を着て外出たら既にランウェイだった フラッシュに照らされた人の心は本物か偽物か さいきんひとりのよるがとてもくるしい 乱雑に積んだマンガに逃げ込む 朝に目を閉じる夜行性のネ…

海の向こう

の人のライフスタイルというか、あのアバウトな感じが凄く好きだなって感じた。 日本の、言わなくてもわかるでしょみたいな奥ゆかしさみたいなものがあまり好きではない。 気持ちの表現がハッキリとしたコミュニケーションが出来るようになりたいなぁと思っ…

ふぁっしょんうぃーく

超楽しいね みんなオシャレだし 好きな服好きなように着てる感じとかよきだった まだまだ修行が足りないな。 なんかまだ自分を表現出来てない感じだった。 頑張ろ 古着屋で話してて、今こうなりたいって事だけしか見てないからその途中の過程を嫌って、でも…

構成

自分の心の豊かさを構成するもの ふと考えた時ぱっと思いつかない。 まず基本的に突如質問されたりするとぱっと答えが返せない。これは生きてく上での課題ですね。 この心の豊かさを構成するものって生きてる間に何回移り変わるんだろうか でも一つだけでも…

木と社会って似てる気がしたってだけ。 葉っぱはより陽の光を浴びるために上へ上へと生えていく。 中途半端な所で陽を浴びて満足してるとすぐに散るか、摘まれる。 1番上にならないと悠々と過ごせないとことか凄く似てるなぁって。 こじつけみたいなとこある…

ネットフリックス

ファンタグレープとポテチ 長座布団 52型のテレビ それだけで幸せ。 欲を言えばコタツが欲しい季節になってきました。 幽遊白書見てます。