あの頃は絶望していた風が吹かない日のただ吊るされているだけの鯉のぼりの様にもしくはもう二度とつく事がない路地裏のネオンの様に 人が行き交いすぎる東京の街のあちらこちらで心が溺れていた 泳ぎ方を忘れてただ流されるだけ流されて漸く這い上がった先…
やめてやめないで生きて死んで さみしいくるしいむなしいうれしい ものの数分で消える後数センチの線香の香りを頼りに 白黒の世界線の上で踊るコンテンポラリーダンスには数億の価値が 騒々しい無音の部屋で体を転がして明日は自ずと顔を出すと信じている す…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。