ルーム

ふとした時に喉から出る変な音

光の粒たち

 

この時期の朝焼けはどうも寝坊助でそれを横目に走る影たち

 

 

冷めた手すりに眠気を託し我先にと駆け出すマスク

 

 

ここぞとばかりに光の粒が2人の逸る気持ちを白く濁らす

 

 

黎明のビル、ビル、ビルに今日が点った所でおやすみ

 

 

人との別れが近づくと同時に自分自身との別れも徐々に速度を上げてやってきてることを自覚しながらご飯を食べる。