光の粒たち
この時期の朝焼けはどうも寝坊助でそれを横目に走る影たち
冷めた手すりに眠気を託し我先にと駆け出すマスク
ここぞとばかりに光の粒が2人の逸る気持ちを白く濁らす
黎明のビル、ビル、ビルに今日が点った所でおやすみ
人との別れが近づくと同時に自分自身との別れも徐々に速度を上げてやってきてることを自覚しながらご飯を食べる。
つゆだく
7月の雨はどうして意地が悪い
おかげで目の前のタイルが平等に濡れている
でも
雨は嫌いじゃない
心をぼかしてくれるから
不揃いな傘の羅列が今死んだ
AM.4:42
いま世界が回ってるのかはたまた回してるのか
地に足つけて欲と概念に踊らされてる明け方のダンサー達
全てを知った時からかけさせられてる色眼鏡が外れるのはきっと来世
生かされている
急かされてる
それに気付けずに考えずにいる
既にそれは虜です。
心の洗濯
ずっとシャワーだけだったから。
たまには湯船につかりたいよね。
もう、三年目の銭湯
いい感じにさばさばした番台のおばちゃん
とんでもなく暑い湯船
風呂上がりのポカリ
脱衣所で観るバラエティ番組
身も心もホッコリ
夜風に火照った体を運んでもらって帰る。
たまに心も洗うのもいいね。
明日はハンバーグ食べる