ルーム

ふとした時に喉から出る変な音

無(理難)題

 

 

転がるように明日に赴くことはそんなに悪いことじゃない

 

 

理不尽が服着て歩くこの世界返品交換したいさせたい

 

 

 

ミルクティー味の空気を作りながら○ボタンは押せないでしょ

 

 

今日は晴れのちことばの銃弾の雨でしょう。心の準備をお忘れなく。

 

 

 

好きな服を買っても満たされないならもう一度告白したら?

 

 

サンダルに名前を書いて渡しても一生の家宝になることはない

 

 

 

 

まだ何も死んだわけじゃないのに砂場に古墳群を作る童

 

 

 

 

 

あなたからの言葉はどれも澄んだ青空の色をしていたのです

 

 

 

光の粒たち

 

この時期の朝焼けはどうも寝坊助でそれを横目に走る影たち

 

 

冷めた手すりに眠気を託し我先にと駆け出すマスク

 

 

ここぞとばかりに光の粒が2人の逸る気持ちを白く濁らす

 

 

黎明のビル、ビル、ビルに今日が点った所でおやすみ

 

 

人との別れが近づくと同時に自分自身との別れも徐々に速度を上げてやってきてることを自覚しながらご飯を食べる。

 

すました顔のあの子がみる夢

 

いつも笑ってるあいつがみるゆめ

 

物思いに耽ってるあの人がみるユメ

 

 

 

あちらこちらから聞こえてくる

 

 

世界の中心はいつも、自分

 

 

ゆっくり魚になった気分で山を登る

 

天才プログラマーになった気分で大冒険をする

 

 

 

太陽は今日を照らしてる

 

匂いを見て、色を聞いて、音を嗅ぐ

 

 

赴くままに心になろう

 

 

 

 

AM.4:42

 

いま世界が回ってるのかはたまた回してるのか

 

地に足つけて欲と概念に踊らされてる明け方のダンサー達

 

 

 

 

全てを知った時からかけさせられてる色眼鏡が外れるのはきっと来世

 

生かされている

急かされてる

 

それに気付けずに考えずにいる

 

 

既にそれは虜です。

 

深夜特急

 

煙草の火と同じ色の夕焼け

 

 

回る乾燥機に全ての想いを投げ込む

 

 

死なないように死ね

 

下手な見栄をはるのは今すぐやめよう

 

 

一生寝てたい?

 

 

ほどほどがいいよ

あ、ホームに夜が来た

 

明日行き深夜特急

 

 

次の駅で会いましょう

心の洗濯

 

ずっとシャワーだけだったから。

 

たまには湯船につかりたいよね。

 

もう、三年目の銭湯

 

 

いい感じにさばさばした番台のおばちゃん

 

とんでもなく暑い湯船

 

風呂上がりのポカリ

 

脱衣所で観るバラエティ番組

 

身も心もホッコリ

 

夜風に火照った体を運んでもらって帰る。

 

たまに心も洗うのもいいね。

 

 

明日はハンバーグ食べる